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雨樋の緑青 月の光に あやしげにかをる
遠き日々に宿りしからすの声 気づいてみれば もはや聞こへず
空の雲の一片をからすに見立てて 泣く泣く 空高く
手に落つる一雫に空を眺める 誰も一緒に泣いてはくれない
あふれる涙を手に汲まむとすれば 間より落つ
トオクワスレテキタモノ・・・
右にナニカを見れども 自動車は左に曲らむとする
運転手に言う ミギ・・・ミギ・・・
ナニモナイ交差点に 突如として現れたヒトノカゲ・・・ ホントウハドコニモイナイケイサツカン・・・ 手を大きく広げて左へと誘導する
ナニカ・・・ナニカ・・・ チイサク見えてオオキナモノ 私は右手を大きく伸ばす トドカナイ・・・トドカナイ・・・
私の声は届かない ヒダリニマガル・・・ヒダリニマガル・・・ |
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