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趣というものを つゆも知らざるか 警備員 「もう閉めますから」 と言って カーテンを 慣れた手つきで下ろす ただひたすら恨めしい 「自分で閉めておきますから」 などと言うのも聞きやしない
スカイラウンジの特等席 どうして私だけの特等席なのでしょう
警備員が行ってしまったのを見計らって こっそりと 再びカーテンを開ける 大胆に 窓を開ける 「僕の方が正しいんだ」 と呟いて 「どうして趣がわからないのか」 と罵倒して
開かない 固く鍵で閉ざされて ワイヤー入りの窓ガラス 鉄格子の間から 空に咲く華を眺めゐる |
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